2019SS 上海SPIN EXPO

2019SS 上海SPIN EXPO

3/13~3/15まで開催された上海SPIN EXPOに行って参りました!

今回で二回目の参加です。

初日より二日目の方が人が多く賑わっていました。

 

今回のテーマは・・・・

①RADIANCE  輝き

②IKEBANA

③MAHOGANY  植物

④GEODESIC  測地線の

⑤STRELITZIA  単子葉植物

で、それぞれ糸やスタイルで表現されていました。

 

 

 

 

最も多かったカラーがピンクとパープルでした。

ピンクのトーンはオーキッドピンクやピーチピンクくらいまでの薄いカラーに、ライラックやラベンダー辺りのパープルです。

 

 

 

 

次に多かったのはカーキとパステルイエロー

春夏らしい爽やかなカラーバリエーションで、単純単色ではなくブレンドされた斬新なカラーばかりでした。

 

続いてトレンドヤーンは・・・

ラメやスパンコールが付いたもの、チュール素材や綿のペーパーヤーン

小さいループものにポップコーンヤーンです。

どれも見映えする、着用すると明るい気分になれる糸ばかりだと思いました!

 

最後にテキスタイルです。

断然、涼し気な透かし柄が多かったです。

 

あとは暖色にパステルカラーがプラスされたマルチボーダー

ラメのインターシャニット。

 

これから春物のショッピングが楽しみですね!

これを読んで頂いた方が参考にしていただければ冥利に尽きます?

 

 

 

続いては原毛工場視察についてアップするので、

ぜひそちらも閲覧してください~

 

2019SS PITTI IMMAGINE FILATI 82

2019SS PITTI IMMAGINE FILATI 82

2018.01.24~01.26 に PITTI IMMAGINE FILATI 82 の展示会に行って来ました。

フィレンツェは天気もよく、日本より暖かかったです。
今回は2019SSに向けての展示会です。
2018年になったばかりで、今年に入ってまだ春物にも袖を通していませんが
気持ちだけは前のめりに!企画張り切っていきたいと思います。

さっそく展示会の様子をご紹介します。

 

THEME

今回のテーマは「RAW」= (直訳すると)生の、加工していない、未熟な、粗野な、etc… という内容。
「賢すぎず、野蛮すぎず、ありのままの姿」が理想で、何にでも変容できる可能性と想像力をはらんでいます。
PCやスマホの画面ばかり見ていないで、裸になって、もっとモノの本質と向かい合おうという投げかけなのかもしれません。

欧米では浸透してきた「トレサビリティ」や「サスティナビリティ」、「エシカル」、「オーガニック」、といった言葉も
日本では、まだまだファンションにおいて実感できることって少ないですよね。

「RAW FOOD」という言葉が既にありますが
口にするものだけでなく、肌に触れるもの(衣)にもセンシティブになっていこうという流れが
今後も世界的に広まっていくのかもしれません。

 

COLOR

次はトレンドカラーについてです。

「RAW」がテーマなだけあって、夏らしい鮮やかな色と言うよりは曖昧な色が多い印象です。
特にダスティーピンクの種類が揃っています。
ブラウンのバリエーションも特徴です。

 

YARN

今回の展示会でとにかく目立ったのは光沢糸とミックスカラー!
素材も合成繊維の方が優勢で、綿や麻の存在感はあまり感じられませんでした。





 

STYLE

最後にスタイル。
ロングボトムを着て縦のラインが強調されたスタイリングが目立ちました。

 

 

次回の更新は上海SPIN EXPOです。

2017.12.10~14 BANGLADESH出張

2017.12.10~14 BANGLADESH出張

こんにちは☺
12月10日から4日間バングラデシュへ出張に行って来ました!

(ご無沙汰な投稿お許しください・・・。)

私、今井にとってまたまた初めてのお国へ✈

バングラは現在乾季で雨が滅多に降らないんですが

到着した日は午前中まで雨が降っていたらしく

少し涼しく感じました!

 

では、今回の出張についてお伝えしていきますね!

今回はいくつかの工場へ訪問させて頂きました。

 

今まで自動機だったらたくさんの台数を拝見してきましたが

手横がこんなにたくさんあるのを初めて見ました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お兄さんたちが左へ右へ編機をリズミカルに動かしていました!

この作業ずっと続けてたらムキムキにもなりますよね(笑)

 

全部自動で編まれているわけではないと思うと、本当に感動します(;_;)!

 

そして、いつ見ても尊敬するリンキングの工程 !

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このように一目一目に入れていきます。気が遠くなるような作業です・・・。

 

製品1枚にどれだけの人が携わっていて、どれだけの時間がかかっているか・・・

現場を拝見して改めて実感しました。

 

あとまだみなさんにお伝えしてなかったのですが、、、事務所が完成しました!!!

(実を言うとちょっと前に完成してました・・・)

ですが、すみません。写真を撮ってくるのを忘れてしまいました・・・。

次回バングラ出張報告の際にはUPします!今しばらくお待ちを。。。

 

 

無事に日本に帰って来れたのですが、、、

なんと蚊に10カ所以上刺されてしまいました。

しかも3人中、私1人だけ(笑)

うーーーーーーーん、痒い!!!

乾季は蚊が多いらしいので、みなさん要注意ですよっ!

でもデング熱にならなかっただけ奇跡でした(/_;)

 

余談が多くなってしまいましたが、今回はこれにて失礼致します!

また次回の更新も読んで頂けたら幸いです(*^-^*)

 

みなさん良いお年をお迎えください。

 

2017/12/28 今井

2017.11 島精機55周年パーティ

2017.11 島精機55周年パーティ

こんにちは。

今回は11月に和歌山県で開催された島精機の55周年パーティについてレポートです。

 

 

ニット業界で知らない人はいないであろう、島精機。

ニットのデザインから設計、編立てにまつわる最新の機器やシステムを日々開発、発信している有名企業です。

定期的にバングラデシュの工場を視察している私ですが、今や『SHIMA SEIKIを導入した』というのが

良い工場としてのステイタスの一つになっているように思います。

 

 

それでは、そんな大企業の55周年パーティの一部を皆さまにもご紹介いたします。

 

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島精機の技術をフル活用したサンプルたちは、どれも驚くほど素敵でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ニットとは思えないほど繊細で上品なドレスや

 

 

まるで織物のような編み地のコート。

 

ニットのメンズシャツも品があって素敵です。

 

華やかな刺繍のGジャンかと思いきや、なんと刺繍そっくりのプリントでした!

 

 

サンプルと一緒に、島精機のシステムによるメリットのアピールもわかりやすく展示されていました。

 

 

また、ここでは訳あってお見せできませんが、最新の機械も多く展示されており

デモンストレーションのブースは非常にたくさんの人で賑わっていました!

 

そんな中でも今回特に驚いたのは、三次元計測装置なるもの。

たった1秒の撮影でモデルの体型を計測し、そのデータをプログラミングシステムに転送

さらに自動で生成されたデータを編み機に転送し、そのまま編み立てが開始されるのです。

ニットが完成するまでの時間は撮影からおおよそ1時間程度!

自分の体型にぴったりとフィットするニットなのでストレスもありません。

 

近い将来、ショッピング中に計測し他のお店をまわっている間にニットができあがっている

なんていうシステムが実現するのかもしれませんね。

 

 

 

一通り展示ブースを見終わったあとは、豪華なショーがありました。

スーパーモデルたちによるファッションショーはテレビや雑誌でよく見るコレクションそのもの。

(ただ、すみません。あまりにもショーに見とれすぎて写真をまったく撮っていませんでした……。)

 

この他にも招待客をもてなす素晴らしいパフォーマンスの数々、圧巻でした。

 

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普段めったにパーティになどにはお呼ばれしない私にとっては大変貴重な体験でしたが

何よりも島精機の高い技術力と、常に新しいことを生み出そうとする姿勢に刺激を受けました。

 

そんな立派な島精機の自動機は、我が社のミャンマー合弁工場にも設備されています。

今後はより一層、機械のポテンシャルをフルに活かせる製品の企画、生産に努めていきたいと思います。

 

この場を借りて島精機関係者の皆様に御礼申し上げます。

また、このレポートを最後まで読んでくださった皆さま、ありがとうございました。

 

次回のレポートもどうぞお楽しみに。

 

TIBET LHASA

TIBET LHASA

2017.09.13~09.18まで北京とチベットのラサへ出張に行って来ました!
ラサって何処?って感じですよね。中国なのですがチベットに入る為に入国許可証が必要なんです。
中国は本当広い!

 

チベットは標高が高く、大体4400m~5600mくらいです。
富士山の頂上が3776mだったらはるかに超えていますよね・・・
着いた瞬間空気が薄いことに気づきました。

 

今回の出張は動物の原毛採取が目的なのですが、まずはラサ市内観光の内容をお届けします。
体慣れさせる為に焦らずゆっくりと移動することが大切です。

 

初めに世界遺産のポタラ宮を訪れました。

1350年前 唐の時代にダライ・ラマ5世が建築した外壁が白く塗られた宮殿。

水の持ち込みが禁止で、中に入る為に3回も検査させられました。

厳重さにびっくりです。

 

続いてラモチェ(小昭寺)

ソンツェン・ガンポ王に嫁いだ唐の皇女(文成公主)が建てた仏教寺院。

重要文化財の一つです。

 

 

 

そしてジョカン(大昭寺)

 

外で礼拝している人がたくさん居ました。

 

中では僧侶達が経を唱えている縁起のいい光景を見る事が出来ました。

 

 

こちらは五体投地の様子。

両手、両膝、額を地面につけて礼拝。この動作を何回も繰り返していました。

3回、5回と奇数が良いとされており、108回は特別に縁起の良い回数とのことです。

108回なんて考えられない数字ですよね!

 

 

次の日は北チベットにある牧場へ!

 

 

標高4600mの羊八井(ヤンバーチェンラトッ)三号

という土地の新橋(サムサー)村でカシミヤとヤクの原毛!

 

白と黒の毛を持つ大人ヤクやカシミヤ

初めて見ましたが、ヤクの大きさにびっくりです。

こんなに大きいのかと思いましたが、他の地方ではもっと大きいらしいです。

 

珍しいグレーの毛を持つカシミヤさん

基本山羊は大人しい動物なのでとても愛らしかったです。

 

 

ヤクの乳絞りの様子も見る事が出来ました!

 

 

今度は七号の土地の村へ!

因みに同じ土地名の村は一~八号まであるようです。

ここでヤクのバター茶をご馳走になりました。

 

ヤクの糞を燃料にしてお茶を沸かすというとても経済的です。

味は、、、、、甘くもなく苦くもなく、、、です!

人それぞれ好みによるかと思いますね。

 

 

 

 

 

 

たまたま五体投地で巡礼している人々に会いました!

長い時間をかけて旅をする様は本当に凄いと思いました。

 

 

 

 

別の日に今度は西南チベットへ!

ヤムドゥク湖

ガンバラ峠の頂上から眺める事が出来る湖で、青くてすごく綺麗でした!

 

 

 

ナンカンツェ ダルン カロという村でカシミヤの原毛!

 

山羊の年齢をツノの切り替わり境の数や歯の本数で判断しているとの事です。

ツノの方は三歳、歯の方の山羊は七歳です。

寿命は大体六歳らしいです。長くて十年生きるとの事です。

 

 

 

 

 

7,191mもある氷河の山 ネンチェンカンサン

フモトまで行きましたが、標高5,560mで少し距離を歩いただけで息切れしました。

 

そして最も重要な会社のHPに載せる写真を撮る為に原住民に頼みます!

言葉が通じなくてもジェスチャーだけで通じるものなんですね。

感動です!

 

 

 

 

 

余談ですが祈りの旗 タルジョ

チベットの人は祈るという文化をとても大事にしています。

 

 

 

そして滅多に見られないという岩の近くに住む羊、青羊を見ました!

 

 

この短期間で貴重な体験をたくさん出来てとても良かったです!

 

 

 

2017.09 バングラデシュ出張

2017.09 バングラデシュ出張

2017年9月
バングラデシュ出張に行ってきました!
 
 
 
前回の更新から大分空いてしまいましたが、実はその間も定期的に訪問を繰り返しておりました。
(そう、ずぼらな私が更新していなかっただけです・・・。)
相変わらず大変なこともありますが、新しい事務所のおかげで割りと快適な出張生活を過ごせています。
 
 
この時期のバングラデシュはちょうど雨季と乾季の境目くらいでしょうか。
非常に湿度が高く、少し外に出ているだけでも体中が汗ばんできます。
正直過ごしやすい気候ではありませんが、冬物の出荷が重なる今、現場での確認は欠かせません。
 
 
 
さて、今回は商品の確認、納期確認と合わせ、検品所にもお邪魔してきました。
 
 





 
 
今回お邪魔したのは、以前からお世話になっている某日系の検品所様です。
新しく開設したセンターで、今月末から弊社の製品を厳しく厳しーくチェックしてもらいます。
 
 
 

まず目についたのは検品スペースの入り口にある防虫対策。
扉前には二重にネットが張られ、さらに上には殺虫器を設置。
1匹たりとも虫の混入を許しません。
 
 
 
さらに今回『なるほど~』と思わず感心したのは検数、検針作業。
 
 

検数、検針ともにとても大切な行程です。
1箱あたりの入り内容に間違いがないよう、また絶対に不良品が混入しないよう
大人数のスタッフで漏れなく作業を進めていきます。
 
 
 

検数作業では枚数の数え間違いを防ぐために、製品を5枚ずつ重ねて置いていきます。
重ねる前の製品は手前側に、重ねた後の製品は青い線をまたいだ向こう側に置く、という徹底ぶり。
 
 
 
そして最も驚いたのが・・・
 

なんと!製品だけではなく箱の検針作業!!
万が一箱の隙間に針などが入り込んでも取り除けるよう、一度箱を全て解体し、また元の形へと戻すのです。
なんという手間・・・おみそれしました。
 
 





 
 
検品といえば汚れや傷ものなどの不良品を省く過程、という漠然とした捉え方をしていたのですが
私達の見えないところではこのような工夫や努力がされていることを目の当たりにし
検品の重要性を再認識する出張となりました。
もちろん、検品で省かれるより前に不良の出難い製品をつくるのも私達の役目ですよね。
 
 
 
今回は以上です。
それでは次回の出張レポートもお楽しみに。

2018-19AW 上海SPIN EXPO

2018-19AW 上海SPIN EXPO

8/29~8/31に18-19AW 上海SPIN EXPOに行ってきました!
私ごとですが、初の糸の展示会でワクワクドキドキ・・・|д゚)*.゚*

会場もとても広かったので迷子になりそうでした・・・(笑)

やっぱり糸や服に囲まれていると気分が高まりますね!

それでは、展示会の様子を紹介させていただきます

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①カラー

今回は環境や自然、近未来を感じさせるテーマとなっていました。

そのため、くすんだカラーや自然な優しい色味

全体的にグレーの割合は減り、ぬくもりを感じるようなベージュや

マスタード・オレンジなどの暖色系

木々を連想させるようなグリーン系が多く見られました。

 

 

②糸・編地

*Chenille(モール/毛虫糸)

モールが大量発生!!!今年のベロア! 来年はモール!?な予感です!

全体にモールを使うのも良し、他の糸と掛け合わせて使うも良し!

 

*ファー/モヘヤなど毛足が長いもの

ここ最近人気が続いているファー

ふわふわしていて、触り心地も良いのでみなさんはきっとお好きなはず・・・♡

 

*ブークレ(表面にループが出るように加工された糸)

最近店頭でもよく見かけますよね!

来年は収まりの良いタイプのブークレーが増える予感です!

*Metallic(ラメ)

キラキラしてるものには目がないですよね~

アイテムのひとつにラメが入ってるだけで、華やかになるので

来年はちょっとだけでも取り入れてみてはいかがですか(*^-^*)?

 

*ツイード

ツイードと言えば、シャネルツイードを彷彿させますよね!

Pittiの展示会にも出てきていましたね!

来年はツイードアイテムをひとつ持っておくと、おしゃれ度UP!!!

*立体的な編地

立体的なジャカードやパイル生地を使った刺繍など

おもしろい編地がたくさんありました!

 

③素材・機能性

リサイクルポリエステル(繊維製品やペットボトル、フィルムクズを原料として、作られた再生ポリエステル)

アンチバクテリア(抗菌)

VILOFT(ドイツ生まれのレーヨン。100%天然由来・軽量・柔らかい・保温性・通気性が良いetcの特徴を持つハイテック繊維)

THERMO LITE (保温性・軽量etcの特徴を持つ素材)

COOL MAX(クール&ドライ・吸湿速乾・通気性etcの特徴を持つ素材)

その他にも、撥水加工 やコーヒー豆をリサイクル!?したものなどなど

環境に優しいものから機能性を重視したものも多く見られました。

見た目や触り心地だけでなく、なにかプラスαあるとさらに魅力を感じますよね!

 

④スタイル・ディテール

*フリル

フリルはまだまだ人気!ボリューミーなフリルから繊細なフリルまで幅広く展開

 

*クロップド丈

体にフィットした短めなトップスが主流

 

*ウエストマーク

今年に引き続きウエストマークも継続!

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最近はトレンドの移り変わりが早いので、

旬な糸や素材・旬なアイテムをいかにその時に取り入れれるかが

大事になってきますよね!

これから何を着るか想像するだけで楽しみですね(*^-^*)

それでは!

次回の展示会は19SS Pitti  です。

2017.08.02-08.05 安徽省&上海 出張

2017.08.02-08.05 安徽省&上海 出張

 

中国出張に行って来ました。今回は工場視察が目的です。

 

先ずは安徽省にあるテンウェイ工場と事務所を訪問した内容についてご紹介します。

 

工場の中を案内して頂き、紡績機は日本製でした。

ワタの状態から染めて、糸の形状にしていき、真っすぐな糸に撚りをかけます。

 

 

 

その後コーンに巻いて、撚糸の機械で糸に撚りをかけて強くします。

 

 

 

 

部屋を移動してこの大きな機械は縮絨、乾燥機です。私たちニットの風合いを左右するとても大切な工程です。

そしてアイロン室、手作業での仕上げやリンキングをしている工員さん達の姿です。

 

 

 

更に拡大のために新工場の建築も進めていました。 (まだ更地でしたが・・)

 

初めて紡績の工場内を見学出来て、驚きが溢れていました。

各工程を知る事が出来、とても勉強になりました!

 

 

 

 

 

 

続いてジャーシンという都市にあるランバオ工場を訪問しました。

今回で上海は二回目です。この日は気温40度もあって、暑いのが苦手な私には堪えました。。

規則があって写真は禁止でした。 残念・・・!

その分しっかりと目に焼き付けましたよ。

先ずはビーカーのサンプル室を案内して頂きました。

依頼されたビーカーが届いたら、機械でカラーを分析。

分析が出来たらワタからスワッチを作成しているのです。

そして染色。カシミヤならorder通りに完璧に色を再現できるという!

 

その次に紡績しているところを案内してもらいました。

イタリアの紡績機を使っていました。

ホワイトと濃色やベージュと色によって完全に部屋を分けて管理されていました。

その後に染色釜も見ました。一日に何十t も染色しているという。

工場内は凄く清潔に保っており、品質管理はしっかりとしていました!

 

ここで作られるカシミヤ100%の製品は、どの色の風合いも良くて触り心地抜群でした。

 

商品作りにあたり、どのような工場で、どのように糸が作られていくのかを知る事はとても大事だと思いました。

一つ一つの工程が人の手によって手間がかかり、そのおかげで良い商品が出来上がる。

これからもっと様々な事を知り、皆さんにお届けできたらいいなと思います。

引き続き宜しくお願いします!

 

2017.6.23~7.15 ミャンマー出張

2017.6.23~7.15 ミャンマー出張

6月23日~7月15日にかけて、ミャンマー出張に行って来ました!
(え、今何日?って思った方、正解です!今更の更新お許しください(._.))

 

申し遅れました、今井と申します!
出だしから失礼致しました(;^ω^)
今後も記事を更新していこうかと思っておりますので、以後お見知り置きください☺

 

私自身、今回初めての海外出張でした!!!✈
約10年ぶりの海外だったので、ほぼ海外初心者な私。。。
とても不安ではありましたが、先輩と一緒だったので
安心してかつ順調にミャンマーに到着することができました!

工場に入ると現地の工員さんがたくさんいて、
ちょっと緊張しましたがミンガーラーバー(ミャンマー語でこんにちはの意味)と挨拶したら
笑顔で挨拶してくれました!一安心(#^^#)
みんな笑顔が素敵な方々ばかりでした☆ミ

工場内の機械や作業工程を見るのももちろん初めて。
今までは画像や動画で拝見していましたが、
やはり実際に見ると細かい作業をしている大変さと
どれだけの人が1つの商品に携わっているのかが伝わりました。

 

↑自動機フル稼働中!

 

 

 

↑リンキング中 みなさん真剣です。細かすぎて私にはできないです・・・本当に尊敬します。

 

↑縮絨中 縮絨で風合いが左右されるので、時間や洗剤の分量など慎重に行っています。

 

↑なかなかシュールな絵面・・・ 乾かしています。

 

↑こういった枠を使い、袖の形や身頃の形に合わせてアイロン中

↑この日の夜に出荷された製品さんたちです。たくさんありすぎてびっくりしました( ゚Д゚)

そしてこの夜出発↓

このような流れでニット商品ってできあがってるんです!

私も初めてだったので実際に工場を見ることができて、とても勉強になりました!

3週間ミャンマーと最初に聞いたときは、一人でやっていけるかとても心配でしたが、

工場の方々がとてもいい人たちばかりで意外にも3週間はあっという間で、

日本に帰るときには寂しさでいっぱいでした(´・ω・`)

 

 

今度は個人的にミャンマーの観光地にも行ってみたいな~なんて思ったり・・・☆

では、今回はこの辺で!ちょっと長くなってしまいました(´・ω・`)

またお会いしましょ~!

 

2018AW PITTI IMMAGINE FILATI 81

2018AW PITTI IMMAGINE FILATI 81

2017.06.28~06.30 に PITTI IMMAGINE FILATI 81 の展示会に行って来ました。
カラッと晴れて良い天気の中、展示会は開催されました。
展示物や各ブースに人が溢れており楽しく賑わっていました。

それでは展示会での情報をご紹介させていただきます。

 

トレンドカラー

トーンはネオンカラーとスモーキーカラー
特に、ロイヤルブルーやラベンダーよりのピンク。新色にグリーンティーなどが
登場します。

 

トレンドヤーン

 

一つ目にリリーヤーン モール素材の糸

 

 

二つ目にツイード、細かいループのブークレ素材の糸

 

他にも斬新素材の打ち出しで

 

 

モヘヤ混にスパンコールを散りばめた糸やラメ糸、綿飴のように柔らかい光沢感のあるファンシー素材がありました。

 

続いて、デザイン

こだわりのあるMIX編み地や面白いJQを載せます。

 

 

モール素材のJQニットはモコモコして暖かそうです。

 

 

プリントニットもたくさんありました。

カラフルな花柄がとても綺麗でした。

 

最後にディテール です。

 

SSに続いてAWも肌見せの傾向があります。

さり気なく肩を見せてセクシーさをアピール。

アシンメトリーやフリルをふんだんに使ったデザインは華やかです。

 

今回の展示会で印象的だったのは、落ち着いたカラーや素材が主で、ちょっとした部分にファンシーだったりラメ糸をMIXさせて、さり気なさをアピールするのが多かったです。

これから先取りで秋冬のファッションにトレンドカラーやポイントを取り入れて楽しみたいですね!

 

 

次回の展示会は18AW上海エキスポです。

 

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